初めまして!
今年、マクロミルに新卒で入社をした、宇田拓未と申します。
今回は私の掲載記事第1弾ということで、大学での経験や入社に至るまでの経緯、入社後に関わっている業務などについてご紹介していきたいと思います。
1.大学で学んでいたこと・研究内容
はじめに、私の出身大学の特色と研究内容についてお話ししたいと思います。
私の通っていた大学はコンピュータ理工学部しかないという少し特殊な大学でした。当時の男女比は9:1。合格が決まった瞬間、彼女を作ることを諦めました。友人とゲームをし続けた4年間。結局彼女はできませんでした。
余談はさておき、大学でどのようなことを学んだのかを一部、紹介したいと思います。大学では初めにC言語を学びました。初めてのプログラミング言語で戸惑いつつも、友人たちと協力し合いながら課題をこなしました。その後はアルゴリズムとデータ構造という講義でスタック・キューや木構造等について学び、理解を深めていきました。上手くいかないことも多く、トライ&エラーの繰り返しでしたが、やっとの思いで上手くいったときには達成感を覚え、嬉しく思いました。

大学での演習で使用したもの
勉強以外では、人とのつながりを持ちたいという思いから、様々な人との交流を目的に、地域貢献の活動を行うサークルに入り、地元の農家の方やヘリコプターの運用会社の代表の方と関わったりしました。また、カウンセリングにも興味があり、年齢が近い相談相手である私たちが中高生と一緒に不安や悩みを考える活動を行うピアカウンセリングサークルにも所属し、ピアカウンセラーとしての資格を取得して、社会貢献活動としてピアカウンセリングを行っていました。また、学部2年の冬には英語の苦手意識克服とコミュニケーション力向上を目的にニュージーランドへ短期留学に行き、ホームステイも経験。拙い英語でしたが、自ら話しかけ交流をし、伝える意思の大切さを学びました。

ニュージーランドでホームステイをしたとき
大学では2年後期から研究室に配属されました。私が研究で行っていたことは、ペンタブレットを使用して同じ漢字1文字を、33人の方に72文字分手書きで書いてもらい、“x座標”、“y座標”、“筆圧”、“方位角”、“高度”、“取得にかかった時間”の6つのデータから40個の特徴を抽出し、筆者識別の分類モデルを構築しました。サポートベクターマシンというアルゴリズムを使用し、精度が96.64%でした。精度としては有意なものでしたが、サンプル数が増えるにつれて精度も下がるため、改善の余地はまだまだありました。
これまで大学で学んだことや研究内容についてお話しました。大学では、成績自体は良かったもののポートフォリオの作成や、自主的な開発を行っていなかったため、技術的な知識が授業レベルに留まっていました。それが、就活で自分のことを苦しめるとも気付かず・・・。
2.なぜマクロミルに入社したのか
就活では、周りが内定を得ていくなか、内定を得ることができず、焦りを感じていました。面接は受けるも目指す業界を定めることができず、月日だけが経っていく状態に見かねた友人から、就活支援サイトを活用してはどうかとアドバイスがあり、エンジニア向けの就活支援サイトに登録しました。このサイト主催の逆求人イベントで出会ったのがマクロミルです。
他社の面接では、技術的なことや大学で学んだことしか伝えることができませんでしたが、マクロミルの面接はとても話しやすく、大学時代に積極的に行っていた人との交流についてもお話しました。その際、面接官の方から「現時点での志向として、高い技術力や深い専門性を持つエキスパート職と、人や組織を管理するマネジメント職のどちらに興味があるか?」という質問がありました。当時、視野が狭くなっていた私は会社の在り方という考えが欠けており、エンジニアの道ではエキスパート職へ行くしかないものだと勝手に思っていましたが、マネジメント職という選択肢もあることを知り、マクロミルでは適性や志向によって多様なキャリアパスが選択できる点を魅力に感じました。また、面接官との会話の中で、悩みを抱えていた私の気持ちに寄り添っていただいたことや社会に出たときに起こりうる課題を提示していただいたことも魅力的でした。最終的に内定をいただいたため、悩むことなく入社を決めました。
3.研修後の業務とは
5~7月の新人研修については同期である金丸さんの記事をご参照いただき、私からは7月に配属された社内システムユニットで携わっている業務の紹介をしたいと思います。
現在私は、社内システムの構築・運用からユーザサポートまで幅広い業務に携わっています。なかでも直近では学生時代のPython経験を活かして、静的Webサイトの問い合わせフォーム作成の一部を担当したり、先輩の指導のもと、AWSを用いたサーバレスでの構築を行いました。マクロミルで動くシステムの多くはAWS上で動いているため、配属後トレーニング期間を設けられ、社内で提供されているトレーニング教材を活用し、隙間時間も利用しながら、AWSの勉強をしてAWSクラウドプラクティショナーの資格を取得しました。
AWSクラウドプラクティショナーの資格合格証
新卒研修のシステム説明パートのブラッシュアップのため、実際に直近で研修を受けた経験を活かして、導入研修内容の見直しなどを行いました。
4.マクロミルに入社してみて
新卒としてマクロミルに入社してみた感想としては期待通りの環境でした。面接を担当していただいたヒゲ面の上長のもとに配属され、様々な経験を積んでいます。
業務はもちろんのこと、自分に足りていないことも丁寧に教えていただき改善を重ねる毎日です。先輩方の期待に応えることができるか不安な気持ちはありますが、新卒のうちに足りていないところを直していきたいと思っています。まだまだできないこともありますが、この環境に感謝をしつつ、会社に貢献できるように力を高めていきます!
今回のご紹介はここまでです!これってTech Blogの内容?と思った方。ご安心ください。次回は新卒として行ってきた業務についてたっぷり紹介したいと思います。お楽しみに!