はじめまして、グローバルIT本部 本部長の遠藤です。
7月からマクロミルの若手メンバーを中心に立ち上げた本Blogがスタートしました。
わたしからは、マクロミルのITに興味を持ってもらいたい学生や若手エンジニアの方々をイメージしながらITチーム全体がチャレンジしている領域、方向性などを3回にわたって発信していく予定です。
マクロミルのIT組織の特徴
マクロミルのマーケティングサービスのほとんどは、マクロミル内部で構築したシステムによって成り立っています。マーケティングリサーチシステム基盤、パネル管理配信基盤、ビッグデータ基盤などが主要なプラットフォームでそこに連携する形で大小さまざまなサービス用システムや業務効率化システムが存在しています。
マクロミルはマーケティングリサーチの会社ですが、システム開発にとても力を入れているIT企業でもあるのです。

↑ ITチームでの打ち合わせ風景(コロナ禍以前。現在ではほとんどの打ち合わせがオンラインで行われています)
IT組織は現在3つの部門で成り立っています。
1つはデジタルマーケティングやデータ分析系のシステム、ビッグデータ基盤を扱う部門、2つ目は国内外のリサーチやパネルサービスのシステム構築、社内のインフラや業務環境を整える部門、そして3つ目にITプランニング部門があります。約100名の社員と、数十名の常駐システムベンダー企業の方々、アルバイトさんで構成され、大小さまざまな開発プロジェクトやサービス開発プロジェクトが常時稼働しています。
参考:マクロミルITチームの紹介、エントリーサイト
https://www.macromill.com/recruit/tech/

↑ 若手・中堅関係なく、本人のやる気さえあれば、積極的にプロジェクトにアサイン、抜擢するようにしています。
幅広い経験を積んでもらい、組織全体のパフォーマンス向上を目指しています。
テクノロジーの力でマクロミルビジネスをバリューアップさせる
マクロミルの事業やサービス、業務環境を支えているシステム群。
それらをサステイナブルに、より社員が効率よく付加価値の高いサービス提供ができるよう導くためにテクノロジーの力を活用していくことは不可欠です。
ここを推進していくのがITチームのベースミッションです。
加えて、早いサイクルで事業戦略上必要なシステムやシステム上の工夫を行い、柔軟に変化させていくこと、さらに、仕組みの上でもコストの面でも「最適化」されるよう何をすれは最適な状態になるか先読みして動くことが求められます。
つまり、ビジネス部門の強力なITパートナーとして、マクロミル事業推進や業務環境を整え支えていくことは当然のこと、より付加価値の高い、競争力のあるサービス創造と継続的に高いサービスを提供していくことが我々ITチームのミッションです。
毎月開催される本部会の中でもミッションに触れ、実践しているメンバーやプロジェクトの活動状況、成果報告を交えながらITチーム内の理解と行動につなげています。

↑ リモートミーティングの様子。メンバーのプレゼン内容に皆真剣に聞き入っています。
ITパートナー、その先へ
事業戦略をITの力で実現させていくためには、技術力はもちろんのこと、エンジニア個々人、チーム全体がビジネス視点、マクロミルのお客様視点を兼ね備え柔軟な発想を持ち、広い視点で取り組んでいくことがとても重要です。
そのために、我々ITチームは社員が率先して、クラウド技術力向上、ビジネス理解のための勉強会の実施など、実践力を向上させるために様々工夫しながら日々奮闘しています。
単にビジネス部門からの要望に応えるのではなく、ビジネス部門と密に協業しながらリサーチ事業やデジタル事業をさらに高度化する領域や、新規事業へ挑戦していくことを目指しています。
挑戦するからこそ幾重にもでてくる現場課題や壁に対し、どうやったら前に進めるか、積極的に提案し課題解決していくこと、そういったビジネスリードの姿勢や力を強化し、ビジネス成長のためにさらに頼りになる存在になっていくことが我々ITチームの目指す姿です。
そして、この状態こそがエンジニア一人ひとりの成長につながる、成長を実感できる場だと思いますし、わたし自身組織づくりの根底においている信念でもあります。
今回は、マクロミルITチームの組織やミッションについてご紹介しました。次回は事例も交えながらITチームの行動指針についてお話する予定です。