文系出身の新卒がITの世界に飛び込んだvol.1

はじめまして!
今年新卒でマクロミルに入社し、約半年が経ちました、金丸莉央と申します。
今回初めてブログを書かせていただきます。

タイトルでお分かりの通り、私は文系出身でマクロミルのエンジニア職に採用されました。
今回は第1弾ということで、なぜ文系からエンジニアの世界に飛び込んだのか、新卒研修の内容、最近の業務の紹介などをしていきたいと思います。

なぜITの世界に?

まず私の大学時代を少し紹介します。大学時代は私大の経営学部に所属しており、主にマーケティングや経営史、会計などを学んでいました。3年生から所属したゼミでは、ビジネスコンテストや販促コンペに参加して実践的にマーケティングを勉強し、エンジニアとは無縁な世界を生きていました。
IT業界を知ったのは、大学3年生で経験したインターンです。もともとアルバイトでデジタル広告の製作に携わっており、編集などでプログラミングに触れる機会がありました。就職活動の一環で、SIerの業務体感ワークに参加した際、日常のあらゆるものとシステムは密接にかかわっていて、無限の可能性を感じ、直感で「これだ!」と確信しました。
そこからOB訪問やIT関係のインターンに足を運び、ITの中でも職種を絞りエンジニアを目指す決意をしました。常に新しいことを吸収していく姿勢が自分の性格に合っていたこと、ファーストキャリアとして、何かしらの専門性を身に着けて海外進出もしたいと思っている私にとって、エンジニアという職業に魅力を感じました。
選考に進んだうちの1社がマクロミルでした。なんと1回目の面接日が、「マクロミルの創業20周年記念の日」で勝手に運命を感じたのを今でも覚えています。

研修内容の紹介(5~7月の内容)

入社してから4月の全体研修を終え、5月からはGlobal IT本部の研修が始まりました。
同部署の新卒は私と宇田君のたった2人。70人を超えるメンバーで行っていた全体研修から一転して、より主体性が問われる研修でした。
内容としては、こちらの記事で佐藤さんに紹介していただいていますが、「ITの基礎知識をITの知識のない人に伝わるようにパワポを作成して、発表する(前半)」・「サーバー構築~Webサイトの作成(後半)」を2カ月で行いました。

研修で作成した資料の一部


前半の研修では、知らないIT用語を説明できるようになるまで理解を深めていくスタイルで、教材はなく、自分で情報を収集して資料に落とし込んでいました。プレゼンでアウトプットをする中で、資料作成のノウハウ・プレゼンの仕方についてもみっちり指導していただき、毎回課題と向き合ってステップアップしていきました。
自分で苦労して調べた分、単なる知識で終わることなく、今の業務にも活かすことができています。
さらに後半では前半の知識をフル活用しながら、サーバー構築・サイト作成を行いました。
何度も迷走しながら自分の力で作り遂げたサイトは今となっては私の宝物です。

実際に作成したサイトの設計書(左)とWebサイトの一部(右)

とある1日の業務(9月現在)

7月に研修が終わってからは、実際の業務にオンラインでのOJT研修という形で携わっています。ここでは実際にどのような1日を過ごしているのかを簡単に紹介していきたいと思います。

10:00-10:30 朝礼】
チームで進捗報告の会議に参加しています。ここでは、前日の進捗と当日のタスクをチームメンバーに共有しています。

10:30-11:00 週次FB面談
毎週の業務を振り返り、1週間の成果・自己評価をトレーナーの先輩方に報告しています。自己評価の面では、「先週の目標の振り返り・今週の課題と目標・月目標の評価」を報告し、先輩方にフィードバックをしてもらいます。週ごとの目標をクリアしていきながら、着実に月目標の達成を目指し、課題整理を行っています。

11:00-13:00 実装】
この日は、新しく参画したプロジェクトの実装に取り組みました。設計書をもとに、コードを記述していくのですが、そう簡単にはうまくいきません。既存の似たような仕様のソースコードを参照して自分の担当箇所の実装に落とし込んだり、インターネットで検索をしながらコードを考えたり、とにかく試行錯誤のループです。実装では「調べる力+調べたことを応用する力」が問われています。

14:00-15:00 デジタル開発定例
各プロダクトや個人タスクの進捗報告をグループに共有しています。会議で出てきた各自のTODOタスクを整理して部内に共有しています。

15:00-16:00  ITプレゼンス向上委員会定例】
IT部のプレゼンスの向上を目指した施策の検討や課題整理を話し合いました。

【16:00-18:30 実装】
この時間はもう1つのタスクである画面の実装に取り掛かりました。PHPという言語で書かれたファイルに修正を入れていく作業で、分からない記述は先輩に質問しながら、動作確認をし、適宜修正を行っていきました。

18:30-19:00 進捗報告・日報記入
この時間は先輩に1日の進捗報告と質問の時間をとってもらっています。その後1日の振り返りを日報で行い、部署宛てにメールで送ります。

以上がとある1日でした。最近は参加する会議も増えてきたため、作業時間の管理が非常に重要になってきました。まだまだ慣れない部分もありますが、作業時間の見積もりがしっかりできるよう日々奮闘しています。

新卒研修を経て感じたこと

入社からおよそ半年が経ち、本当にあっという間に感じています。毎日新しいことを吸収し、週目標をクリアすることで自身の成長も実感することができています。
開発チームに新卒が1人で心細いこともありますが、1人だからこそ任せてもらえる仕事があったり、緊張感を持ちながら取り組むことができたり、いろいろなことに挑戦させてもらえる環境にとても感謝しています。今後も目の前の課題をクリアしていきながら、自分の強みを増やして会社に貢献できる人材を目指していきたいです。

今回のご紹介はここまで。次回は「とある1日の業務vol.2・自習で勉強していること」などを紹介していきたいと思います。次回もお楽しみに!