リモートワークを支える!ビジネスツールの活用を推進するIT部門の取り組みとは

こんにちは、マクロミル社内システム担当の平野です。
以前、新型コロナウイルスの流行により、マクロミルの全社リモートワーク化に至る経緯をこちら でご紹介しました。マクロミルでは2021年11月現在も大半の社員がリモートワークを活用しています。今回は、社員が快適にリモートワークを行うために必須となるビジネスツールをどのように活用・推進しているかについてご紹介します。

活用しているビジネスツール

マクロミルでは、緊急事態宣言の有無に関係なくリモートワーク制度を活用しています。
リモートワーク制度は新型コロナウイルスが流行する前から導入されていましたが、コロナ禍に伴い働き方改革が後押しされ、大半の社員が利用する制度となりました。

出社を前提とした従来の働き方と比較すると、リモートワークでは用途に合わせてビジネスツールをより有効に使いこなす必要があります。マクロミルではより快適なリモートワーク環境を構築するために、次のビジネスツールを利用しています。

↑ マクロミルで導入しているビジネスツールとその使い分け

ビジネスツールの導入に伴い見えた課題

リモートワーク制度の活用に伴い、これまで以上に高度なIT環境の構築が必要であることを踏まえて、全社員に向けて導入しているツールへの満足度や不満な点を聴取するため、アンケートを実施しました。

IT部門では、マクロミルの社員にとってより良いIT環境とするために、IT部門以外の社員からも積極的に意見を吸い上げ、施策を検討するプロジェクトを立ち上げています。IT部門が主導するだけのIT環境にするのではなく、ユーザーファーストのIT環境であるための取り組みにもなります。

↑ アンケートの結果の一部

プロジェクトが主体となり実施したこのアンケート調査の結果には、「導入されているツールの操作方法がわからない」「ツールの操作方法に関する情報を発信してほしい」というように、導入しているツールに対しての困りごとがあがってきました。

ビジネスツールを全社員で活用するための取り組み

マクロミルは、DXの観点から社員のリモートワークの推進や各部署の業務のあり方を検討していく「DX推進室」を設立しています。DX推進室は、業務効率化に役立つTIPSやDX事例・課題等について、社員と双方向でコミュニケーションを行う社内向けLive配信『DXTV』を週に一度、ランチタイムにLIVE配信をしています。

IT部門でもこの『DXTV』と連携し、IT部門の社員がツールの操作に関するデモンストレーションや情報発信を行っています。視聴している社員は、チャットの画面からプレゼンターであるIT部門の社員に向けて気軽に質問することができるため、「ツールの操作方法がわかった」「IT部門からの発信を定期的に実施してほしい」というようなポジティブな感想も寄せられました。

↑ DXTVでプレゼンテーションをしている様子

また、Web社内報の「NOW」では、ツールの操作に関するTipsを公開しています。公開しているTipsの中には、テキストでの説明に加えて、前述した『DXTV』でのデモンストレーション動画を埋め込んだものもあります。Liveを視聴できなかった社員もこのような形で、アーカイブ動画を視聴することができます。

↑ NowでTipsの公開をお知らせした際に掲示していたバナー


今回は、マクロミルでどのようにビジネスツールの活用を推進していったのかをご紹介しました。
社員からポジティブな反響がある中でも、さらにより良いIT環境を構築していくために、マクロミルのIT部門では今後もアンケート調査や社員に向けた情報発信を継続していきます。