IT人材を目指す!新卒の学び vol.2 ~研修の振り返り編~

こんにちは!Global IT本部 新卒2年目の佐藤です。

前回は、「研修の目的と内容・学んでほしいこと編」として、新卒育成の目標と内容についてお伝えしました。
今回は、実際に新卒研修を行った、新卒1年目の金丸さんと宇田くんに研修の振り返りインタビューについてお届けします。


まずは人物紹介から!

まずは、Global IT本部に配属になった新卒2人がどんな人物なのかご紹介します。

―最初に自己紹介お願いします!大学でどんなことを学んでいたのかに加えて、ITについてどれくらいの経験があるか教えてください

宇田くん:宇田拓未です。大学では、「漢字の手書き文字における個人識別」というテーマでPython(プログラミング言語)を使って研究をしていました。DPマッチングと呼ばれるパターン処理を使って、漢字の個人識別をするという内容です。ほかには、C言語とJava、htmlも少し学んでいました。

宇田くん

研究テーマがなんとも難しい内容・・・!(笑) 宇田くんはバリバリの理系ですね!
大学時代はプログラミングを学習していたということで、研修中にプログラミングで金丸さんが困まったときにアドバイスをするなど、頼もしい姿を見せてくれていました。

金丸さん:金丸莉央です。大学では経営学部に所属していて、卒論のテーマは「スマートフォンショッピングにおける衝動購買要因」でした。なぜ人はネットショッピングをしたくなるのか、ということについて実際にアンケートを取ったりしながら研究していました。アンケートを取るのがすごく大変で、アンケートに回答してくれる大規模なモニタを保有しているマクロミルってすごいなと思います(笑)。
インターン先がデジタル広告の会社だったので、HTMLやPHPの知識は多少ありますが、少し触れたことがある程度でした。

金丸さん

マクロミルの宣伝・・・?(笑)
金丸さんは大学ではマーケティング分野を学んでいましたが、システムとして採用され文系からGlobal IT部に配属されています。文系ながらもすごい吸収力で成長しています。

文面ではなかなか伝わりませんが、個性的で面白い2人です!では新卒研修はどうだったのでしょうか。

研修で学んだこととは?

研修で学んだことについて教えてください

宇田くん:今後ITの業務に携わるにあたって、必要な基礎知識を一ヶ月で学べたことはありがたかったと思います。知識以外のところでは、研修を進める中で、タスクの細分化や計画を立てて進めることが大切だと学びました。
また、研修を進めている中でアドバイスをいただき、定量的に考えることや、自分の課題を見つけて改善することを学べたと思います。

金丸さん:自分で学ぶだけではわからないことが研修では学べたかなと思います。自分で調べて、理解して、それをアウトプットして応用する、というサイクルの土台を作れたので良かったです。
日報や週次報告で、自分の行ったことを伝える報告の仕方や、振り返りをしながらステップアップをしていくやり方も学べたと思います。

―研修では主に、知識は自分で調べてインプットし、そのアウトプットとして調べた内容を発表するという流れでした。単にインプットするだけではなく、自分でしっかりと理解していないと先輩に突っ込まれるという環境で、「調べる→理解する→アウトプット→応用する」という流れを2人とも学ぶことができたようです。

大勢の部内メンバーを前にオンラインで発表。参加メンバーからは様々な視点でフィードバック!

大変だったことって?

―知識面でもそれ以外でも、沢山のことを学んでもらったと思いますが、研修で大変だったことは何かありましたか?

金丸さん:Webサイトの構築実習です。ログイン機能のあるWebサイトを作成したのですが、仕組みを理解するところから始まり、そもそも調べ方も分からず、何をやっているのか分からないままコードを書いているような状態でした。失敗も多くあり、例えばデータベース消してしまうとか・・・(笑)。かなり時間もかかってしまい、サイト構築ってすごい大変だなと思いました。
でもそのおかげで今、開発するときにその失敗を活かせているなと感じています。失敗もありましたが、一からシステムを完成させることができて自信になりましたし、逃げたい気持ちにもなりましたが、あの時逃げなくてよかったなと感じています(笑)。

宇田くん:全体を通して、いただいたアドバイスに「対応できない自分」に苦しんでいたことですね。
研修では、学習した内容を部内で発表し、伝え方や内容のフィードバックをもらっていたのですが、それを改善していくということが大変でした。指摘に対して考えすぎて引きずってしまったりして、自分のマインドをコントロールしていくことが難しかったです。

Webサイト構築実習では、研修のまとめとして学んだ知識を生かし、実際にシステムを1週間で作るというハードなものでしたが、得られたことも大きかったようですね!
研修期間はスキルだけでなく、考え方の部分でも、自分自身と向き合う良い期間になったのかと思います。

作成したWebサイトもオンラインで部内に発表しました!

―大変だったことも乗り越えて、たくさん学びを得られたと思います。では、楽しかったことなどは何かありますか?

金丸さん:(緊急事態宣言時を避けて)出社して研修をしたことで、先輩方や部署の皆さんとコミュニケーション取れたことは楽しかったです。入社後は基本リモートワークだったのすが、直接コミュニケーションを取れたことで、部署の雰囲気が分かり、自分一人で溜め込んでしまうことがなかったので良かったと思います。

宇田くん:研修担当してくださる先輩たちが多く、このような環境は周りに聞いてもなかなかないので、手厚く指導していただいていることが嬉しかったし、先輩たちとのコミュケーションも楽しかったです。
出社してコミュニケーションをとることで周りの方と打ち解けられたかなと思います。特に佐藤さん・・・(笑)。

私のことですね・・・人見知りでごめんなさい(笑)。
週2回、定期的に出社し、コミュニケーションを取りやすい環境を心掛けていたのでそれが良い方向に働いて良かったです!
IT Global本部はほぼリモートワークですが、雑談を取れる機会を作るなど、業務外のコミュニケーションを取るバランスも大切だったのかなと思います。

新卒2人が今後やりたいこと

―改めて研修お疲れ様でした。今後の抱負について教えて下さい!

金丸さん:最近自分が作ったものが社内に展開されたのですが、これからどんどんステップアップして、会社に影響力あるシステムを作り、皆さんの業務に活かしてもらいたいです。
あとは、ITチームの認知が社内外において足りていない部分があるので、ITチームのプレゼンスを向上させるために発足されたプロジェクトに参画して、チームのポジションをよりを上げていきたいと思っています。

宇田くん:社内で使っているツールをより使いやすくしていきたいと思っています。
具体的には、システムのマニュアルを作成し社内に展開したり、ヘルプデスクの業務では使う方への思いやりを持って対応できるようになりたいです。業務の中でのコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。

2人とも全社に向けて広い視点を持つことができていて、自分も刺激をもらえますね!!
研修を通して、今後の業務に活かすことができる経験が得られたのかなと思います!

では次回は2人のOJTについてお伝えできればと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!